人生で2回目の大転倒・・・

20140426店頭横浜駅の階段を駆け下りていたら、転んでしまい、尻餅ついてそのままおしりで数段降りてしまいました。家に帰って見たら、青やら赤やらのアザと皮がむけて、ちょっとしばらくヒリヒリして湯船には浸かれない感じです。とほほ。(涙)

で、これ、人生2回目の大転倒だったなあ、ということで一度目の大転倒を思い出しました。

大苦学時代のお話です。
昔、大学のゼミに遅れそうになって渋谷の街を急いで走っていたとき、慣れないスカートにブーツを履いていたこともあり、歩道橋の階段を駆け下りながら、途中で転んで、転がり落ちてしまいました。
ひざは血だらけ。
痛くて涙が出てきましたが、そんな大胆な?転び方をしたのに都会人は誰も助けてくれず声も掛けてくれず、なんだかさらに涙が出てきました。

とりあえずゼミに遅れるから行かなければならないけれど、とにかくストッキングを買って履き替えようと思い、近くのデパートへ。
痛いし足も引きずりながら、どの階に行ったらよいのかも分からないのでとりあえず婦人服売り場へ行きました。
そして、そこのエスカレーターを降りてすぐそのあたりにいた女性(おばさん)の店員さんにひざを見せて事情を言って、「すごく痛いんですけど、ストッキングはどこで売ってるんですか。」と言うと、なんと、その女性店員さんが自分の店に連れて行ってくれ、店の引き出しから自分が持っている自分の予備のストッキングを私にくれたのです。
その女性店員さんだけでなく、そのお店の人みんなが私にやさしくしてくれ、消毒綿をくれたり、絆創膏をくれたり、試着室で着替えをさせてくれたりしました。

とにかく感動してお礼をよく言って店をあとにし、無事に大学へ行きました。

ところで、私は、店を選ぶときに、「人」で選ぶところがあります。
もちろん安いところが一番いいとも言えるんですが、「人」がいいと気に入って、ほかには目もくれずそこばっかり行きます。
担当の営業さんが気に入ったから買う、ということもけっこうよくあります。
店員さんの接客などがスバラシイと、普通の人以上に感動するかも知れない。
感動屋さんです。

ということで、こんなちょっとした出来事とはいえ(お店の方はあまりなんとも思ってしたことではないかも知れませんが)よくしていただいたことにとても感動したので、うれしかったので、何かお菓子でも持って後日お礼にでも行こうかと思いました。

ですが、改めて行くのもなんだしなあ、渋谷だしなあ(渋谷あまり行かない)、とちょっと考えてしまったこともあり(すみません)、こういうことにしました。

そのデパートのホームページから、お客様相談室へメール。
今回の感動を伝えました。
よくしていただいたお店の方の名前は一人しか覚えていなかったのですが、そのお店の方全員によくしていただいてうれしかったことを伝えました。

そのほうが会社のためにもいいし、
その店員さん個人の仕事のモチベーションにもいいし、
もしかしたら、給料とかにも影響するかも知れず、
イヤラシイ感じだけど具体的になりそうな感謝の仕方・お礼の仕方にしてみた、という感じです。

数日して、お客様相談室から返信メールが来ました。
私からのメールを本人に伝え、なんと、社内報にも載せたと書いてありました。
私もとってもうれしかったです。
会社にもご本人にも、よい影響があったことでしょう。
と~ても間接的なお礼の仕方ですが、そんなことがありました。

大学時代でしたが、将来の自分も、お客様に対するサービスはこうでありたい、こういう心のこもった姿勢で仕事がしたいものだと思ったのでありました。

この話にはまたちょっと後日談があるのですが、それはまた今度。

※このブログは、2014年4月26付、旧マリンゲート横浜行政書士事務所所属時の私のブログです。

行政書士 江﨑純子