5区合同見え検&中区見え検

いつも参加させていただいている、「見える事例検討会」。通称・見え検。

見え検とは、認知症の対応困難な課題を解決するために、問題が起きている現場を「見え検マップ」を使って「見える化」し、多職種・他部門で検討して解決策を探る、事例検討会です(個人情報は提示されません)。
支援困難と思われた事例を事例提供者(ケアマネージャーさん)がインタビュー形式により報告し、マインドマップの手法を使った「見え検マップ」を見ながら多職種で検討していき、解決策を見出していきます。

参加職種は、医師、看護師、薬剤師、看護師、保健師、臨床心理士、社会福祉士、介護福祉士、ヘルパー、ケアマネジャー、地域包括支援センター、栄養士、司法書士、行政書士など、さまざまです。
さまざまな職種が、それぞれの視点から意見を出し合うことによって、自分にはなかった視点からの解決策などが見えてきます。

一昨年の秋から参加するようになりましたが、多職種の意見を聞けることにより人の経験を自分の経験にすることができるような側面もあり、毎回とても参考になりますし、逆にまた、こういった場で行政書士の視点から意見を言うことによって、他の職種では知らなかった解決策を持ち帰っていただけて、お役に立てる場面もあります。
他の職種とのネットワークも拡がりましたので、他の職種のとの連携が気軽に図れると、後見の分野でもスピーディーな動きができると思っています。

そんな見え検ですが、今月は5区合同見え検まつり、というのが開催されまして、翌日にいつもの中区の見え検もあったのですが、なんと高校時代からの友人(医師をやっている)が5区合同見え検まつりに行くという連絡をくれましたので、久しぶりに会えるのが楽しみで、2日連続見え検。
困難事例の検討の会なので、2日連続は気持ち的に(?)重かったですが、10年以上は会っていなかった友人と会えて、昨日も会ったかのように話ができたのも楽しかったです。
友人と活動分野が少しかぶっているの(友人は緩和ケアに携わっています)が、今後どこかで何か関われそうで、楽しみでもあります。

行政書士 江﨑純子(コスモス成年後見サポートセンター会員)